令和五年

令和五年十二月

お念仏で旧年を送り、お念仏で新年を迎えましょう。
今年も来年も阿弥陀さまのお慈悲の中に生きてゆきます。

令和五年十一月

この世・この命は必ず終わりを迎えます。
儚いものであるからこそ、確かな浄土へ向かって今を精進しましょう。

令和五年十月

お念仏「南無阿弥陀佛」を称えてみましょう。
必ずお応えくださいます。

令和五年九月

私たちは殺生をはじめ悪業を行いながらでしか、生きていくことはできません。放生会などの縁があるときには、お念佛を称えてそんな自分自身を省みたいものです。

令和五年八月

阿弥陀さまはお念佛を称える私たちを、必ず極楽浄土へ救ってくださいます。
まさに今、心を込めてお念佛を称えましょう。

令和五年七月

仏教では過去世・現世・当世を見通します。
私たちには前世があり来世があります。
前世の宿善があるからこそ、人間として生まれお念仏に出会うことができる。
現世にてお念仏を称えるからこそ、当世には極楽という幸せがある。
目先だけではない、本当の豊かさを願い生きていきましょう。

令和五年六月

吉田寺を開かれた恵心僧都さまの言葉。
雨は大地に等しく降りそそぎます。
土の上、アスファルトの上、家屋の上。
草木はそれを活力に育ってゆきます。
平等に降りそそぐ阿弥陀さまの慈雨を生きる力としましょう。

令和五年五月

我がからだ 万事のことも あてならず 頼みに思う 南無あみだ佛

私たちの体や命は自分の思い通りにはなりません。
どんなに注意をしても病気にもなるし、いつどのような最期になるか分かりません。
そんな私たちを阿弥陀さまは必ずお救いくださいます。
「南無」―どうぞよろしくお願いいたします。
声に出してお称えしてみましょう。

令和五年三月

亡き人の 為に称える 念佛は 生きる我が身の 励みなりけり

春のお彼岸がやってまいります。
亡きお方の供養をすることは、私たちの心を穏やかにすることでもあります。

令和五年二月

木のめも 草のめも 花のつぼみも

木のめも 草のめも 花のつぼみも 手を合わせて おいのりしているの
そうして手を広げると 春が来るの
(小野さゆり 6さい)

令和五年一月

月かげの いたらぬ里は なけれども ながむる人の 心にぞすむ
(法然上人)

光明遍照 十方世界 念佛衆生 摂取不捨